Logitech G915 TKL レビュー #デスク周りを改善する その4

周辺機器

ドメインの更新を怠ってしまい,DNSサーバーの設定がリセットされてしまったようで,記事を書いている時点でアクセス出来ない状況に陥ってしまいました,DiGSです.

デスク周りを改善する,第4弾はキーボードです.
これでマウス,ヘッドセット,マイク,キーボードとデスク周りの改善が完了となります.

Logitech G915 TKL

今回紹介するのはLogitech G915 TKLとなります.こちら日本で販売されているLogicool G913 TKLの海外モデルとなります.今回のキーボードは購入に当たり特にこだわったため,詳しい購入方法なども紹介しておきます.

こだわりポイント

今回購入したキーボードの配列はUS International配列となります.このUS International配列はヨーロッパのモデルであり,アメリカでは取り扱いされていないものになります.

US配列とUS International配列の大きな違いはエンター周りのキーの違いになります.

US配列(公式サイトより引用)
US International配列

尚,G913 TKLの商品ページの画像はG915 TKLの画像と混ざっているようで,何故か公式サイトの商品は一部G915 TKLの画像になっています.
少し見にくいのですが,G913 TKLの方の画像も比較用に載せておきます.

JIS配列(公式サイトより引用)

US系の配列を選ぶメリットですが,なんと言っても記号の配列がきれいな点かと思います.
キーの位置は慣れてしまえば問題ないと言う人もいますが,似通ったキーが同じ位置にあるのと括弧が左右に並んでるのは大きいと私は感じています.
ただ,エンターキーは賛否両論であり,変換がある日本語は確定としてエンターを多用するため,JIS配列の形のほうが良いと考えています.

そのため,個人的にUS International配列はJIS配列とUS配列のいいとこ取りに見え,ひと目見た瞬間このキーボードの虜になってしまいました.
あとは,他の人が持ってないものを持っているという所持欲も刺激されますね.

購入方法

前述したとおり,このキーボードはEU地域でしか購入できません.また私が調べた限りでは日本に発送しているショップは見つかりませんでした.
そのため,今回は転送サービスを利用して購入したので,私が購入したショップと個人輸入サービス,またコロナ禍での物流事情を紹介しておきます.

販売店

まずショップですが,私はlasystems.beというサイトを利用しました.
他に吟味したショップはceneo.pldatart.czmorele.netcentralpoint.nlがあります.恐らくイタリアに発送できると思いますが,購入前に確認することを強くオススメします.また,私が実際に購入したのはlasystems.beなので,他のショップを利用する際は個人輸入の危険性を念頭に置いた上で購入してください.

また,公式サイトが画像を間違えている時点で察せられるのですが,どこのショップも画像が間違えているので,しっかり型番を確認した上で選ぶ必要があります.

因みにG915 TKLはスイッチが3種類ありますが,それぞれ920-009503(タクタイル),920-009520(リニアー),920-009537(クリッキー)となります.
これはLogitechのEU公式サイトから確認できます.

転送サービス

今回利用したサービスはEU個人輸入コンシェルジュ@イタリアというサイトになります.他にもより大規模なサービスはあったのですが,代行料金があまりに高すぎるので,今回は他のサイト様で紹介されていたこちらのサービスを利用させていただきました.

こちらのサービスは,転送サービスの他にも購入代行サービスなども行っているので,海外のショップで購入することに不安がある方は少し高くなりますが,そちらを選んでみるのも良いと思います.

また,EUはバッテリー周りの取り扱いが厳しいと聞いていたので,内蔵バッテリーの商品を輸入することに不安があったのですが,わざわざ郵便局まで確認して頂けたので大変助かりました.

実際に購入する際はこの転送サービス宛に商品を送り,それを日本に発送してもらうことになるので,お申し込みフォームより問い合わせて,発送先住所を教えて頂いた後に購入処理に進むことになります.

物流状況

御存知の通り,現在コロナ禍で物流が相当滞っており,購入から受け取りまで相当時間がかかったため,参考として私が購入した際の追跡状況を記載しておきます.

尚,私がショップで購入した時間は2021/02/01です.

2021-02-18 12:08Puurs, The parcel data was entered into the GLS IT system; the parcel was not yet handed over to GLS.
2021-02-18 12:08Puurs, The parcel has reached the ParcelShop.
2021-02-18 17:37Puurs, The parcel was handed over to GLS.
2021-02-18 17:37Puurs, The parcel has reached the parcel center.
2021-02-19 17:10Lainate, The parcel has reached the parcel center.
2021-02-19 17:11Lainate, The parcel has left the parcel center.
2021-02-20 04:43The parcel has reached the parcel center.
2021-02-22 07:57The parcel has left the parcel center.
2021-02-22 13:27The parcel has been delivered.

見て分かる通り,購入処理してから物流に乗るまで2週間以上の日数が経過しています.18日にシステムに登録されてからは4日で届いていますが,登録されるまでに相当な日数がかかるようです.

続いてイタリアから日本への発送です.

2021-02-24 09:41ITALY, Posting/Collection
2021-02-25 05:49ITALY, MALPENSA LONATE POZZOLO, Arrival at outward office of exchange
2021-02-25 08:54ITALY, MALPENSA LONATE POZZOLO, Dispatch from outward office of exchange
2021-03-08 13:36TOKYO, TOKYO INT, 138-8799, Arrival at inward office of exchange
2021-03-08 15:15TOKYO, TOKYO INT, 138-8799, Held by import Customs
2021-03-09 06:09TOKYO, TOKYO INT, 138-8799, In Customs
2021-03-09 10:52TOKYO, TOKYO INT, 138-8799, Departure from inward office of exchange
2021-03-10 06:06*****, Processing at delivery Post Office
2021-03-10 11:53*****, Final delivery

こちらはシステム登録は早かったのですが,日本に来るまでに11日ほどかかっています.このように,残念ですが今現在は物流はとても悪いです.

金額

正直に言ってしまうとコストパフォーマンスはものすごく悪いです.

本体価格が€191.99のとき,送料は€ 18,76で消費税は21%なので,€255ほどになります.
別途日本への発送費用などの諸々の金額を含めると,キーボードを1台輸入するのであれば43,000円ほどします.
日本モデルであるG913 TKLは現在日本Amazonで27,500円であることを考えるとうわぁなんでこれ買ったんだろう趣味の領域の限界を感じます.

でもこれ日本に2桁数も存在しないキーボードなのは恐らくほぼ確定だと思いますよ.

Logitech G915 TKL 製品紹介

今回,折角の個人輸入なので知人にプレゼントするために2つ購入しました.

化粧箱

化粧箱は手抜きのようで,商品画像は通常のUS配列です.右上の方にUS International配列であると書いてありますが,どうなんでしょうこれ.私は良くないと思います.

開封

持ち上げると袋に入ったキーボードが顕になります.

付属品

付属品はいつものステッカーと説明書の他に,ケーブルと無線ドングルがついています.
G913 TKLの付属ケーブルは布巻きケーブルですが,こちらのケーブルは普通のツルツルしたケーブルでした.接続端子はmicro USBになります.

キーボード本体

キーボード上のボタンは左から接続方式(LIGHTSPEED/Bluetooth),ゲームモード,ライトの明るさ変更となり,メディアボタンも4種類あります.

キーストロークは2.7mm,アクチュエーションポイントは1.5mmです.このストローク2.7mmというのは非常に浅く,ゲームなどの精確な操作を求められる状況においてとても有利になります.押下荷重は50gであるため,軽すぎず重すぎず,平均的かと思います.

接続端子
電源スイッチ

キーボード左側に接続端子が,右側に電源スイッチがあります.右側にあるダイヤルは音量ダイヤルになっており,回転させることでメインスピーカーの音量を変更できます.

傾斜角度

このキーボードのキー自体は角度がついていません.裏面にはチルトスタンドがあり,4°と8°に変更できます.

ライティングはG HUBの方から変更できます.私は波打っているライトアップはあまり好きではないので,一面同色か多くても2色で利用しようと考えています.

バッテリーは最大で光らせた際は40時間,最低光度だと149時間持ち,消灯した場合は219時間使えるとのことです.

結論

正直キーボードは持ち運ぶことがないので有線でいいと考えていました.しかし,今回のようにJIS配列ではないキーボードを使うのであれば,そのうち活躍する場面があるかもしれません.

私はJISキーボードのエンターの形が好きなのでUKキーボードなども利用したことがあります.ただ今回のUS International配列をひと目見たらこれしかないと感じました.手間とお金がかかってしまうことは難点ですが,オススメできるキーボードです.

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