Pulsarから販売されているX2V2 Gaming MouseのFounder’s Editionモデルを購入したのでレビューしていきたいと思います。
Pulsar X2V2 Gaming Mouseの紹介
Pulsarとは
私も名前を聞いたことがあるのみで購入は初だったのですが、Pulsar Gaming Gearsは2020年に韓国で設立されたeSportsギアブランドです。マウス以外にもにキーボードやマウスパッドも販売しており、他にもマウスのグリップテープやアームスリーブ、ガラスソールなども販売しています。
ガラスソールは他社製品の例えばRazerやLogicoolのマウス用のもの販売しています。
最近のLogicoolなどのマウスは高価になる一方ですが、Pulsarのマウスはコスパによく商品も悪くないため、今回購入することにしました。
X2V2 Gaming Mouseについて
Pulsar X2V2は2023年の10月頃から販売が開始した新しいマウスです。
同時期に手のひら側がより高くなっているX2Hというモデルや、再度ボタンが両側についているX2Aというモデルも販売しています。
また、左右非対称のエルゴノミクスマウスであるXlite V3も同時期に販売されました。
カラーは標準でブラックとホワイトの他、限定カラーが多数存在します。
サイズは現在は通常とmini版の2モデル展開で自分の持ち方や手のサイズに合わせて選ぶことができます。
別売りの4Kドングルを購入することで最近流行っている4Kポーリングレートで使用することができます。
その他派生マウスに関して
Pulsarの新作マウスは他にもいくつかの派生が存在します。
eSモデル
esモデルはeSportsモデルのことで、通常モデルとは違い、4Kワイヤレスドングルが標準で付属しており、有線時は8Kポーリングに対応しています。
eSport大会への持ち込みが考慮されているため、本体の底面にOLEDがついており、そこからdpiなどの各種設定を変更することができますが、その代わりにPCのソフトウェアには非対応となっており、重さも通常モデルより少し重くなっています。
Founder’s Editionモデル
Founder’s Editionモデルは深い緑色が特徴のマウスです。通常のX2V2やX2Hモデルとは違い標準で4Kドングルが付属しています。
このドングルは特別仕様で、別売りの4Kドングルは青く光るのですがこちらのドングルは緑色に光ります。
今回はこちらの商品を購入したので後ほど紹介していきます。
Red Editionモデル
こちらはビビットな赤い色が特徴的なマウスです。Founder’s Editionモデルとは違い、4Kドングルは付属していません。
ケーブルが本体に合わせて赤色なので、赤が好きな人におすすめできるカラーです。
鬼滅の刃コラボモデル
コラボモデルは人を選びますが、他にも鬼滅の刃とコラボしたモデルがあります。
その他専用のマウスパッドなども販売しているようです。
その他
他にもAcid Rewind Editionや、#FR2 Editionなど、様々なバリエーションが順次追加されています。
各種マウスの比較
PulsarのX2V2, X2H, X2A, eSモデルと参考にLogicoolのPRO X SUPERLIGHT, PRO X SUPERLIGHT 2を比較します。
Pulsar X2V2 | Pulsar X2V2 Mini | Pulsar X2H | Pulsar X2H Mini | Pulsar X2A | Pulsar X2A Mini | Pulsar X2H eS | Logicool PRO X SUPERLIGHT | Logicool PRO X SUPERLIGHT 2 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
長さ | 120mm | 115.6mm | 120mm | 115.6mm | 120.4mm | 115.6mm | 120.4mm | 125.0mm | 125.0mm |
幅 | 63mm | 60.6mm | 65mm | 62mm | 63mm | 61mm | 65mm | 63.5mm | 63.5mm |
高さ | 38mm | 36.7mm | 39mm | 38mm | 38mm | 36.6mm | 39.5mm | 40.0mm | 40.0mm |
重さ | 53g | 51g | 54g | 52g | 57g | 55g | 65g | 63g | 60g |
カラー | Black/White | Black/White | Black/White | Black/White | Black/White | Black/White | Black | Black, Pink, Red, White | Black, Pink, White |
解像度 | 26000 DPI | 26000 DPI | 26000 DPI | 26000 DPI | 26000 DPI | 26000 DPI | 26000 DPI | 100~25,600 DPI | 100~32,000 DPI |
最大加速 | 50 G | 50 G | 50 G | 50 G | 50 G | 50 G | 50 G | 40 G | 40 G |
最大速度 | 650 IPS | 650 IPS | 650 IPS | 650 IPS | 650 IPS | 650 IPS | 650 IPS | 400 IPS | 500 IPS |
有線ポーリングレート | 1K | 1K | 1K | 1K | 1K | 1K | 8K | 1K | 1K |
ワイヤレスポーリングレート | 1K(4K ※別売り) | 1K(4K ※別売り) | 1K(4K ※別売り) | 1K(4K ※別売り) | 1K(4K ※別売り) | 1K(4K ※別売り) | 4K | 1K | 4K(要ファームウェアアップデート) |
別売り4Kドングル (¥2,690) | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | – | – |
ソフトウェア | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
バッテリー持続時間(参考) | 最大100時間 | 最大100時間 | 最大100時間 | 最大100時間 | 最大100時間 | 最大100時間 | 70-100時間 | 70時間 | 95時間 |
価格 | ¥13,860 | ¥13,860 | ¥13,860 | ¥13,860 | ¥13,860 | ¥13,860 | ¥17,820 | ¥22,220 | ¥26,950 |
但し、バッテリーの持続時間はポーリングレートが1000Hzの場合なので4Kにするとバッテリーの消費が激しくなります。
Normal Model | Founder’s Edition | Red Edition | |
---|---|---|---|
モデル | X2V2, X2V2 Mini, X2H, X2H Mini | ||
カラー | Black/White | Green | Red |
ワイヤレスポーリングレート | 1K(4K ※別売り) | 4K | 1K(4K ※別売り) |
別売り4Kドングル (¥2,690) | 対応 | 不要 | 対応 |
ソフトウェア | 対応 | 対応 | 対応 |
価格 | ¥13,860 | ¥16,390 | ¥13,860 |
このように、Pulsarのマウスの性能はLogicoolのPRO X SUPERLIGHT 2と謙遜なく、価格は安いため手を出しやすいマウスになっています。また、手の形に合わせてモデル展開、サイズ展開がされているため、より自分に合ったマウスを見つけられると思います。
実機紹介
今回購入したのはX2V2のFounder’s Editionモデルになります。
サイズがわかりにくいのですが、Size 2が通常モデルでSize 1がMiniになります。また、Founder’s Editionモデルはわかりませんが、通常のモデルの方はSize 3 Largeの追加が予定されています。
本体シェルは深い緑色をしており、一見黒に見えますが、光を当てると緑色であることがわかります。
背面は黒色でDPIボタンとスイッチはシェルと同様の緑色です。
Founder’s Editionモデルは付属品として4Kドングルが入っています。これは通常の別売り4Kドングルとは違い、透明の緑色の外装になっており、使用時は青色ではなく緑色に発光します。
その他付属品はケーブルとスペックシートやマニュアル等の紙です。
ケーブルは緑色ではなく黄色です。Red Editionでは赤色だったので、個人的には緑色のケーブルでも良かったのではないかと思うのですが、紙のPulsarの文字が同じ黄色なので何かしらのこだわりがあるのだろうなと思います。
個人的にこの付属のケーブルはかなり評価しています。端子はtype-cなので上下はないのですが、画像のように端子部が少し曲がっていることにより、充電中のケーブルの煩わしさが少し軽減されています。
今回、別売りのガラスソールを購入したので、こちらも貼っていきたいと思います。
Superglide 2 for Pulsar X2V2 / X2H /X2A / X2 (Medium & Mini)は2,490円で売られており、カラーはWhiteとRedがあります。
ガラスソールを使用する場合はガラスや硬い素材のマウスパッドとの相性が悪いためお気をつけください。
実際に貼った場合はこのような見た目になります。カラー基本的にはWhiteが合い、Redは実質Red Edition専用な気がします。
といっても、赤が特別おかしいということはないと思いますが。
使用感
マウスの簡単な使用感ですが、左右のクリック部分のシェルが少し凹んでおり、これが押しやすくてとても良いです。
ホイールはLogicool G PRO X SUPERLIGHTより低めで個人的にはこちらのほうが好みです。
バッテリーの持ちは4Kにするとやはりそこまで持ちませんが、ここに関してはトレードオフなので仕方がないと思います。また、前述したようにケーブルの端子が工夫されているので、私は充電しながらFPSをしても煩わしさは感じませんでした。
付属のドングルは画像のように緑色に光ります。写真撮影の関係上明るい部分が白飛びしていますが、実際は周りと同じ位の緑色で眩しくはありません。
ソフトウェアに関して
eSモデルを除くPulsarのマウスはソフトウェアを用いて設定を変更することができます。
残念なことにソフトウェア上では通常のX2V2として扱われてしまい、Founder’s Editionの緑やRed Editionの赤などに変更することはできません。
プロファイルは4種類保存することができ、プロファイルによってDPIやポーリングレートを変更することができます。
但し、本体でプロファイルを切り替えるためにはいずれかのボタンにプロファイルスイッチを割り当てないと行けないので少し扱いにくいと思います。
DPIステージはプロファイル事に最大4段階登録することができます。
必要であればサイドボタン側についているLEDライトを現在のDPIに応じて光らせることができます。
その他ソフトウェアからマクロを組むことも可能です。
〆
というわけで、今回はPulsarから販売されているX2V2 Gaming MouseのFounder’s Editionモデルを購入したので紹介しました。
私の友人にもこのマウスを勧めたところ二人が気に入って即購入したようなので、気になった方はPCパーツショップ等取り扱いがあるところで触ってみてください。
流石にマウスに2万円以上かけるのはちょっと……と思っている人にはちょうどいい選択肢だと思いますよ。
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