こんにちは、最近まとめて過去の記事を投稿しているDiGSです。
今回は、Steetek製の『8K KVM Switch 1 Monitors 2 Computers DisplayPort, with 3 USB 3.0 Hub, 8K@60Hz DP 1.4 Dual Monitor KVM Switch, Wired Remote KVM Switches, Share Keyboard Mouse Printer, EDID,Plug and Play』という商品を購入したので紹介したいと思います。
商品ページをみてもこの商品の正式名称がわからないので『Steetek 8K KVM Switch 1 Monitors 2 Computers DisplayPort 1.4』とでもしておきます。
購入はアメリカのAmazon.comからの輸入になります。
購入時はクーポンを使用して送料込みで53.53ドルでした。
商品性能
8K KVMスイッチ
まずこの商品はDisplayPort 1.4端子を備えたKVMスイッチです。 最大で8K 60Hz対応とのことですが、これはDSCを用いたものなので、フルカラーでは4K120Hzが上限になります。
なお、下位モデルとしてDisplayPort 1.2端子を備えた4K 60Hz対応を謳っているモデルがありますが、販売価格が4ドルの差であり、8Kモデルの方は15%OFFのクーポンが適応できるため、結果的には8Kモデルのほうが安く購入できます。
1 モニター 2 コンピューター
こちらの商品は1つのモニターを2つのPCで切り替えて使用するモデルです。
同じメーカーから2モニター2コンピュータに対応したものがあるので、より多くの切り替えを行いたい方はこちらをご確認ください。
EDIDエミュレート機能付き
この商品の目玉機能です。
EDID(Extended Display Identification Data)とは映像を受信するディスプレイデバイスが、映像を送信するソースデバイスに対して映像に関する情報を伝えるためのデータで、EDIDエミュレート機能というのは、モニターに表示していない方のソースデバイスに借りのモニター情報を送信することにより、あたかも接続しているように認識させます。
この機能があることにより、モニターのソースデバイスを切り替えた際に、モニターとの接続が切断されPC上のウィンドウが勝手に移動することを防ぐことができます。
開封レビュー
商品は紙製の簡易的なパッケージに入っていました。
パッケージ自体にはSteetekの文字が記載されていないため、本体のロゴのみ変更可能な何処かのODM商品の可能性はあります。
箱を開けると本体と付属品がトレーに入っている状態で取り出せます。
本体は商品画像とは違い、大きな8Kの文字は印字されてはいませんが、しっかりと8K60Hzに対応とは書いてあります。
本体に電源用の端子は無いため、ハブ用のUSBケーブルをPCと繋ぐことで電源を取ることができます。
初めはハブを使わないため、片方のPCにのみ接続していましたが、偶に接続が落ちるときがあるので、念の為それぞれのPCに接続して使用するべきだと思います。
なお、付属のType-A to Aのケーブルは端子部を含めて1.2mでしたので、より長いケーブルが必要であれば別途購入する必要があります。
その他付属品として延長用のモニター切り替えボタンと紙が入っていました。
ボタン用のケーブルは1mのTRSケーブルになります。
使用感
EDIDエミュレート機能により、ソースを切り替えても画面上のウィンドウが移動することはありません。
但し注意点として、EDIDエミュレートからモニターへの切替時に切断、再接続が行われるので、一瞬だけ画面が暗転することになります。
これが他のEDIDエミュレータでは暗転しないのかはわかりませんが、恐らく他のものでも同じように暗転するのでは無いかと思います。
〆
HDMIと比べDisplayPortのKVMは数自体が少ないので、その上でEDIDエミュレートに対応していて54ドル程度で購入できるSteetek 8K KVM Switch 1 Monitors 2 Computers DisplayPort 1.4は良い選択肢だと思います。
同じようにDisplayPortに対応したKVMを探している人の参考になれば幸いです。
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