これまで100W以上の充電器はAnker 737 Chargerの120W充電器を使用していたのですが,今回CIOのNovaPort QUAD 100Wを購入したのでレビューしていきます.
商品スペック
注意点としてNovaPort QUAD 100WはAmazon,楽天のCIO公式ショップで取り扱いがありません.
下記の楽天リンクはコジマの楽天ショップになります.
公式のショップでNovaPort QUAD 100Wを検索するとCIO-G100W3C1Aが出てきますが,こちらはCIO LilNob USB PD 4ポート 100Wであり,NovaPort QUAD 100Wの型番はCIO-G100W3C1A-Nになります.
比較しやすいようにNovaPort QUAD 100W,CIO LilNob USB PD 4ポート 100W,Anker 737 Chargerを表にまとめます.出力に関しては使用ポートによって細かく決まっているためここでは省き,型番に商品ページをリンクしておきます.
商品名 | CIO NovaPort QUAD 100W | CIO LilNob USB PD 4ポート 100W | Anker 737 Charger |
型番 | CIO-G100W3C1A-N | CIO-G100W3C1A | A2148N11 |
ポート | USB-C x3 / USB-A x1 | USB-C x3 / USB-A x1 | USB-C x2 / USB-A x1 |
サイズ | 約69 x 58 x 28mm | 約75 x 60 x 29mm | 約80 x 43 x 32mm |
重量 | 約175g | 約210g | 約187g |
最大出力 | 100W | 100W | 120W |
メーカー価格 | ¥9,989(税込) | ¥8,778 (税込) | ¥12,990 (税込) |
これからわかるようにNovaPort QUAD 100WはCIO LilNob USB PD 4ポート 100Wの完全上位互換と言っても良いと思います.
注意点としてAnker 737 Chargerの最大出力は120Wとなっていますが,これはUSB-Cと他のポートを使用した際の合計最大出力のことであり,USB-Cの最大出力は100Wとなります.
以上の点を踏まえてNovaPort QUAD 100WとAnker 737 Chargerの外観を比較していきます.
開封の儀
CIOのパッケージは白を基調に紫の差し色が使われているので電気屋などに置いてあると目に止まります.また,メーカーのロゴが目立つものはあまり好きではないんですが,CIOのロゴはメーカーロゴに見えないので好きです.
本体はザラザラとしたシボ加工のため傷が付きにくく付いても目立ちません.
Anker 737 Chargerの画像は以前撮影したものですが,端子上の加工が細かい反面ゴミなどが挟まってしまうと取りにくくなってしまいます.
排熱のためにしてはポート面だけの加工であることから,デザイン的な意味しかないような気がします.
購入した理由
今回Anker 737 ChargerからNovaPort QUAD 100Wに乗り換えた理由ですが,Anker 737 Chargerは本体の形が長いことが一番の理由です.
こちらも以前撮った写真ですが,明らかに横に長いことがわかります.そのため壁のコンセントに差し込むと自重で落ちます.
正直設計不良だとしか言えません.これが原因でレビューする気も失せて単体レビューはしていませんでした.
もしAnker系列の充電器が欲しいのであればNano llシリーズのAnker 736 Charger (Nano ll 100W)か,ひとつ上のモデルであるAnker 747 Charger (GaNPrime 150W)をおすすめします.
これらは一般的な充電器と同じ形なので,自重で壁から抜けることはありません.また,Anker 747 ChargerもAnker 737 Chargerと同じく単ポートの最大出力は100Wになります.
Anker 736 Chargerが他と劣っている点は電力自動配分機能が非搭載であるということです.
なお,本体サイズ,重量とメーカー価格は下記のようになります.
商品名 | サイズ | 重量 | メーカー価格 |
CIO NovaPort QUAD 100W | 約69 x 58 x 28mm | 約175g | ¥9,989(税込) |
CIO LilNob USB PD 4ポート 100W | 約75 x 60 x 29mm | 約210g | ¥8,778 (税込) |
Anker 737 Charger (GaNPrime 120W) | 約80 x 43 x 32mm | 約187g | ¥12,990 (税込) |
Anker 747 Charger (GaNPrime 150W) | 約68 x 61 x 31mm | 約232g | ¥14,990 (税込) |
Anker 736 Charger (Nano ll 100W) | 約67 x 57 x 32mm | 約206g | ¥8,990 (税込) |
サイズとしてはCIO NovaPort QUAD 100WとAnker 736 Chargerが良い勝負をしていますが,重量は圧倒的にCIO NovaPort QUAD 100Wのほうが軽いです.また,販売価格はメーカー価格ほどの差がないため,特に理由がなければCIO NovaPort QUAD 100Wで良いと思います.(あと日本企業なので応援したいお気持ち)
購入ページ
この記事の内容が参考になりましたら,下記のリンクから購入していただけると助かります.
CIO NovaPort QUAD 100Wに関してはAmazonや楽天の公式ショップで取り扱いが無いため,コジマの楽天ショップを掲載しておきます.
ビックカメラ商品ページ / ヨドバシ商品ページ / コジマ商品ページ / Joshin商品ページ / ヤマダ商品ページ
〆
正直,USB-Cが3ポート,USB-Aが1ポートは過剰だと思いますが,大は小を兼ねるので問題ないと思います.
また,上で比較した充電器は全て1ポート最大100Wであるため,100Wを超える出力が欲しい方は,Anker 717 Charger (140W)を検討してもいいかもしれません.しかし,こちらはUSB-Cが1ポートであるため沢山刺したい方には向いていません.
あと,XiaomiやOppoなどのスマホの高速充電は独自規格で充電器がセットになっていることが多いので,実は100Wの充電速度でさえ必要ない気もします.
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